ルーテシア3/1.6L/MTワンオフアーシング施工
やっと2台目の施工をさせていただける機会に恵まれました。

以前、1台目の作業の時も精一杯やったのではありますが、今思うと、あの時は、、
まず どこがどうなっているのかエンジンルームの構造を理解するのに必死。
今回は、その経験がそこそこ役立って、「違うスタンスからケーブルレイアウトを考える」
という試みに挑戦してみたのではありますが・・・。
違うスタンスは、・・・・・・無理でした。^^;
で、結局、あそこを外してみたらどうだろう?
ここを外してみたらどうだろう?などと、試行錯誤の連続。
私の性分といいますか、
キット化して出来るだけ多くの人に喜んでもらうことはできないかなぁ?と思って、
可能な限り作業の段取りが楽な方法を模索しておりましたゆえ
作業開始から、ケーブルを手に取るまで、1時間半も車を分解しておりました。(笑)
ということで完成図。

わけわかんないでしょう~?(笑)
もう、完全にエンジンルーム内が装飾パネルで覆われていて
(機能部品もデザインされちゃってますが)
この状態だと、何がどこにあるのか全くわかりませんね。^^;
でも本当、これらのパーツ類を全部外さないと、アーシング施工できませんでした。
なので、それらの途中経過の画像を全部アップする気力も出ませぬゆえ
文章のみでお送りいたします。www
まず、吸気ダクト&吸気マフラーをエアクリボックスまで全部外します。
そして、エアクリボックスから電動モーター駆動電子制御スロットルまでのダクトも外します。
んでもって、バッテリーカバーを外して、バッテリーを降ろします。
そして、、ここからがやっかい。バッテリーケースの横と前に付いているリレー&フューズボックスを外しながら、バッテリーケースのロックを解除しつつ、知恵の輪のように、バッテリーケースをエンジンルームから取り出す。

ここまで来て、やっとケーブル接続が開始できます。^^;
今回の接続ポイントは、いつもの定番。
ここまで分解したので、ポイントとしては最高に良い所へ接続することが出来ました。
1:メイン・ボディ
2:シリンダヘッド
3:スロットル
4:ECU
5:床下O2センサ
あとは、液封エンジンマウントからの液漏れ発見とか
ミッションオイルのブリーダーから吹いたMTオイルの清掃とか
床下補強ブレースの2枚重ね構想とか
アーシングに関係ないところまで、ついついご提言してしまいました。^^;
また、この個体に関しては、排気のセンターパイプが
サブマフラーの前で接続し直されていた為
メガーヌ2シリーズのようなO2センサアースが引けなかったので、
完全、現物あわせ方式のO2センサアースをひきました。
で、その時、素晴らしい発見をしたのですが、
振動対策のためにエキマニの出口部分にステーが取り付けられ
そのステーがミッションケースにボルト固定されていました。
ミッションケースはオリジナル状態でボディアースされているので
これがエキマニに付いている前側O2センサのアースになっていて好都合。^^
より、正確なO2濃度の信号がECUに送られているはずです。
で、先述のポイントに会わせて各太さのケーブルを使い分け
確実な下地処理を行い、バッテリーターミナルへ接続。
でもここもややこしかったですね。
なんといってもバッテリーケースのケーブル出入り口が限られているので
どういう風にケース内のマイナスターミナルにケーブルを接続するか。
知恵を絞りました。

とまあ、分解バラバラから始まって、知恵の輪組み立てを完了するまで6時間経ってました。
なぜ、こんなに時間がかかったのか?!
実は、この車両「SEV」が10個くらい取り付けてあったのですが
それのマイナスイオン効果のためでしょうか?
私は普段感じたことのないような眠気にしょっちゅう襲われ、休憩タイムの回数が非常に多かったのでありました。^^;
副交感神経に支配されて夢遊病者の様に作業する私。
オーナーさんは不安になられていないか気になりましたが・・・。^^;;
いやあ、SEVって効きますねえ。
と、いったい何のレポかわからなくなったところでスタコラサッサとご機嫌よう~~~ww