リアトーションビームブッシュ交換後の感想
あれから、車両に取り付け、ブレーキのエア抜きもして
約300km程 走行してブッシュも馴染んできたので簡単にインプレでも。
まず、一番感じるのは、直進性の感触が安定。
皆さんご存知でしょうが、ルーテシアのアライメントは フロントはトーアウト。
リアが極端なトーインで、リアで直進性を出しているんですよね。
(ここで「NSXか?!」ってツッコミ入れた人は偉い。(笑?))
リアブッシュがへたっていた時は、路面が良い所では直進性が良くても
バンピーなところでは、その実感が薄かったのですが
交換後は、いつも同じようにステアリングにフィードバックがあり安心です。
道が右に傾いていたら右にズレていくし、
左に傾いていたら左にズレていく。
目をつぶっていても路面状況の変化がわかると言うといいすぎですけど。(笑)
次に、感じたのは、阪神高速など、グゥ~~~っと回り込んだカーブを走っている時。
リアサスペンションの前後左右の位置決めがキチンとできてる感じで
ピボット軸がずれずにきちんとサスペンションが素直に沈み込んでいき、
ロール状態が決まったらその状態で「ひたぁ」(わかりにくし表現?)と安定。
交換以前のダッチロール的意味のない動きが消えて安心感が増しました。
そして、普通に真っ直ぐ走っている時、ギャップを乗り越えた時のフィーリング。
これまた、ピボット軸を中心にサスペンションアームがキチンと動き
それによって、バネもダンパーも十分にその仕事を出来ている感触が
はっきりと伝わってきて気持ちいいです。
いままで、リアがしっかりしてない感じがしてたので
減衰力調整式(伸び側のみ)のKONIスポーツの調整をどんどん固くしていってたのですが
ブッシュ交換後は、かなり柔らかい状態まで緩めました。
(調整ネジは締めるんですけどね。<減衰力低くするには。)
このゆるめた状態でも、今まで以上にコーナーリング時の安定感など
操縦安定性は大幅アップ!!しましたネ。
乗り心地も減衰力下げたおかげで良くなりましたし。^^
んでもって、リアのブッシュには
セルフトーコントロール機能がついていることを発見したのですが、
それの反応もビビッドになりました。
ロールとターンしていく車両の方向変化のタイミングが車両前後でリニアに連動して
いかにもフランス車ホットハッチ的な楽しい感触が甦りました。
(前のロアアームブッシュも少し前に交換したところだからネ)
っつーことで、このリフレッシュはスッゴク感動!!!
超お勧めメニューでございます。^^/
「はてな?」
RSの場合は、実車を見てないのでわかりませんが
フロントロアアームブッシュと同じように強化品が入っているのかな?
CGの長期テストではゼロに戻してたはずです。
ちなみに当時NSXの長期テストを担当してた笹目さんは
元・某メーカーのサスペンション担当という点が共通です(笑
たしか、3.0L初期型はトータル6(度かミリメートルか忘れたけど)でしたね。
当時、何度か見せてもらったり助手席乗せてもらった
レヴスピードのロングランテスト車両もいろいろアライメント数値いじってましたね。
でも、リアのトー減らすととにかく直進性が悪くなってたような。^^;
リアキャンバー増やして対処してたんだったっけな??
もう昔過ぎて、覚えてないや。w
NSX喫茶のマスター号は、サスジオメトリも改良された
3.0L最終型なので、全く違うフィーリングになってましたけど。
3.2L最終型とかはどうなったんだろ?