「ハイブリッド車のワッキーアーシング」
(日産ノートe-POWERの施工)
ハイブリッド車への施工依頼も増えてまいりました。
当然のことではありますが、走行するための動力が、エンジンか?モーターか?が違うだけで、加減速するため等の制御系はどちらも同じ「直流12v」の電気回路で行われています。
ですから、その電気回路が設計開発時のモノより省略されている市販車ゆえ、本来の電気回路に直すことでようやくカタログに書いてある状態の自動車になる。これはエンジン車もハイブリッド車も電気自動車EVも全て同じことです。
今回は日産ノートe-POWERの施工をさせていただきましたが、どこのメーカーのハイブリッド車も困ったモノで、12vバッテリーはリアのトランクの下の方に搭載されています。
メインとなるボディアースが、モノコックのフレームにあたる部分にひかれているのなら まだ許せるのですが…。
大抵の場合、バッテリーの受け皿とかスペアタイヤのスペースのボディパネルに接続されていることが多いのです。
いずれも、ボルトのネジ山のほんの少しの「線接触」で電気が流れているにすぎず、車両全体のどこでボディアースをとっても、各電機機器(電装品類)が必要とする電圧に達することはまず無い状態にコストダウン?省略されています。
掲載している写真をご覧いただければ、純正アースの悲しい現状がわかると思います。
(受け皿にアースをとっている場合、その受け皿はリアトランクのパネルにネジ留めされてるだけですから、間接の間接の線接触アースしか無いわけです。)
今回の施工内容は、
・メインボディアースをモノコックの梁にあたる部分に増設。
・フロントエンジンルーム内のフレーム部から、シリンダーヘッド直。
・同様に電子制御スロットル。
へ施工いたしました。
結果、オーナー様からいただいた感想は?
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・加速減速、全ての走りや制御がスムーズになった。
・オーディオのボリュームレベルが、半分くらいで同じ音量が出るようになった。
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という2点が特別感じたそうです。
ちょっと恐ろしくなりませんか?
純正装着のオーディオの内蔵アンプを鳴らすこともできないくらい低い電圧しかかかっていない状態の車が普通に新車として販売されている。。。
ま、とにかく、カタログ通りの車に直させていただきましたので、これでやっと「カタログイメージ通り」に、モーターで静かにスムーズに走るようになりました。
ぜひ、こういう現状であることを世に広めていただけると幸いです。
「ワッキーの自動車実験教室」は、賢い消費者を増やす「社会貢献活動」を行っております。
なにとぞ、皆様のお力をお借りしたく存じます。
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