2003年式のカングー1/ 1.6AT用キットをご自身で取り付けられた方からのレビューが届きました。
カングー1は、さすがに年式的にも、かつバッテリー交換も何回か行われている為、マイナスターミナルが傷んでいるケースが大半です。
その為、「旧車対策キット」として、純正ボディアースとターミナルを撤去し、社外品のターミナルを付属した特別バージョンで製作させていただいております。
さてオーナーさんの感想は?
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ワッキーさんこんにちは!
アーシングキット取り付け後しばらく乗ってみて、いろいろと効果を体感できたので、御礼を込めてインプレを送らせていただきます。
アーシングキットの取り付けに際しては、キットと一緒に添付いただいた説明書のおかげでスムーズに取り付け作業を行うことができました。
疑り深い私なので、アーシング施工前に各ポイントからバッテリーマイナス端子までの抵抗値を測定してみたところ・・・
ボディサイドメンバー:0.6Ω
ENG C/U 筐体:0.8Ω
T/M C/U 筐体:0.9Ω
電制スロットル:0.8Ω
ENG ブロック:0.8Ω
T/M ケース:0.9Ω
O2センサー:計測不能(安定しない)
安物テスターなのであまり信用しちゃいけないのかもしれませんが、アーシング施工後に再計測したところ、全て0.4〜0.5Ω程度に揃ったので、施工前の抵抗値のバラつきは事実だったようです。
O2センサーアースは周辺部分の錆がひどかったので、ワッキーさんに相談に乗っていただいたO2センサー直巻き施工で無事に取り付けることができ、ボディとの安定した導通(ノイズ落とし)を確保することができました。
アーシングキットを取り付けてすぐに体感できたのは、エンジンの始動性の良さと、アイドリングの安定性の良さでした。
施工前はエンジン始動直後に一瞬500rpm程度まで落ち込んでから750rpmほどに持ち直す挙動をしていましたが、アーシング施工後はそれが軽減されました。
アイドリングも静かで滑らかになり、タコメーターもブレることなくピタッと安定し、特に信号待ちなどで停車しているときは「カングーってこんなに静かだったっけ?」と思うほど静粛で上質な印象になりました。
アーシング施工するとアクセルのツキが良くなったというレビューをよく見ますが、うちのカングーは逆にマイルドになった印象があります。
【アクセル操作に対するタイムラグがなくなった為、無駄にアクセルを踏まなくなり、マイルドに感じる方もおられますね】
交差点からの発進や渋滞路での走行など、アクセルをちょっと踏んだときの唐突なGの立ち上がりが改善され、アクセルのタッチがマイルドになり扱いやすくなりました。
変速ショックも良くなるかな?と期待しましたが、
【取り付け解説書にも記載していますが、特にエンジンのcpu「ECU(エンジンコントロールユニット)」とATのcpu「AT/CU」が別体の時代の車両は、長時間バッテリーを外していると、再接続後、数十km走行しないとATの制御が不安定になります。AT/CUに必要な情報が入力されるのに、それくらいの走行が必要な為です。】
こちらは逆に悪化… バッテリーマイナス端子を外した影響と思われますが、家族に一週間ほど乗ってもらったところ、ATCUの再学習が進み、変速ショックが見事に改善していました。
1速から4速までのアップシフトショックは今までの荒っぽさが信じられないほど滑らかになり、4速からのダウンシフト方向も良くなってきているので、学習が進んで更に改善することを期待しています。
走行中のエンジンノイズも減り、一定速でクルージングしているときも「カングーってこんなに静かだったっけ?」と感心してしまうほど上質に様変わりしました。
エンジンもミッションも動きが安定して、今まで以上に安心して乗れるようになりました。
魂のこもった素晴らしいキットを授けてくださりありがとうございました。
3年前にキットを取り付けたルーテシア4RSも早7.5万キロになりますが、エンジンもミッションも快調な状態を維持できています。
重ねて御礼申し上げますm(_ _)m
【】内、ワッキー補足。
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カングー1とルーテシア2は、フロントセクションが共通であり、純正アースのとり方もほぼ同じで、かなり経年劣化しやすいアース環境です。
今回のアーシング施工で、本来のエンジンやATの制御が行われるようになって、耐久性の面でも役立てると思います。
さあ!「ワッキーアーシング」 + 車名で検索‼️
【参考ページ】