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・アーシングとは?(2019.01.29更新)

・アーシングとは?(2021.03.03.編集)

皆さんお乗りの車の馬力とトルクは何馬力 何キロでしょうか?
運転は、ギクシャクしませんか?

カタログには、例えば200馬力20キロと書かれていたとしましょう。
素晴らしい最新システムだと書かれているとしましょう。
しかし、それは車両に積んでいない状態で測定・設定されたもの。車両に積む=工場で生産される際には、いろいろと省略されてしまいます。

その中でも、車両の性能に大きく影響を与えるのが、アースの省略です。

結果、シャシーダイナモで工場出荷状態の車両の馬力を測ると180馬力も出ていなかった、というような話はよく耳にします。
昔の車の方が乗りやすかった、という声も同様。

その省略されたことによってダウンしたエンジン性能や様々な電子機器の性能を、本来の性能に回復させてやるということが、アーシングの目的です。

一言で言えば、「開発品質」と「製造品質」の差をなくして、「本来のノーマル」に戻してやる。ということです。

・純正のアース環境
工場出荷状態の車両の純正のアースポイントは、大抵の場合
「ボディアースのみ(間接的にミッションケースなどにアースが接続されている)」
「ボディとミッションケースの2本」のことが多いです。

ですので、車両が必要としている部分には 間に様々な抵抗が生じていて、オルタネーターが最大発電の際に出力している14.4vからは、かなりドロップした電圧しかかかっていません。

14.4vでやっと正常に働くように作られている部品、例えば点火プラグも(点火コイルで増幅されていますが)想定された火花の強さに達しません。
(以前、知人が測定した際に13.5vしかなかったという例もあります。)

そのような弱い火花では開発品質の完全燃焼には程遠い燃焼状態ということになります。

現代の自動車はご存知のように、電気で動いている部品が山のようにあります。ですから、昔の自動車よりも、アース環境というものはより重要なファクターになっています。

・アースの増設を必要としている部品
ここまで記述してきたように、工場出荷状態の車両のアース環境は多かれ少なかれ「開発品質」からは悪くなっているわけです。が、だからと言ってやみくもにアース線を増設すれば解決する問題ではありません。接続しても無意味な所に増設されている車両をイベント会場などでよく見かけます。
それでは、どんな所にアースを増設すれば良いのかを解説していきます。

1:シリンダーヘッド
点火プラグの火花を正常に戻してやる為のポイントです。
点火プラグがねじ込まれているのは、エンジンのどの部分でしょう?
シリンダーヘッドカバーでもなく、シリンダーブロックでもなく、シリンダーヘッドです。
本当ならば、点火プラグのマイナス極に直接アースをひきたいところですが、それは現実的に無理なので、シリンダーヘッドに直接アースをひくことが重要です。

2:ボディアース
純正のボディアースは、塗装が乗ったままだったりキレイに下地処理されていない部分に取り付けられていることが多く。また接続ポイントの選択もイマイチ車両全体のアース環境を上げているとは言えない場合もあります。
一番良いのは、メインフレーム(サイドメンバー)に直接アースをひくことです。(エンジンルームのレイアウト上、不可能な車両も多いですが)
大方の電装品は、ボディアースでアースをとっています。それら全部の性能が元に戻ります。カーオーディオなどは良い例です。

3:電子制御スロットル
一昔前の車のスロットルはアクセルペダルとスロットルバタフライが、ワイヤーで直接繋がっていました。従ってペダルを踏んだら同時にバタフライが開き、ペダルを緩めたら閉じる。当たり前のことが現象として起きていました。
しかし、電子制御スロットルが一般的になっている現在では、ペダルを踏んでも一瞬遅れてバタフライが開き、ペダルを放しても一瞬遅れてバタフライが閉じるというタイムラグが生じているのです。
その現象を解消するのが電子制御スロットルへのアース追加です。

最近の電子制御のATなどは、ECUの指示でスロットル操作が行われているわけですが、これもリアルタイムで開閉が行われるようになるので、ATの変速がスムーズになることが多々あります。

4: ECU(エンジンコントロールユニット)
コンピューターのことです。現代の車の場合、エンジンだけでなくATの制御も一つのコンピューターで行っている場合が多く、アースをとる重要性は高まっています。
ご存知の通り、エンジンルーム内はノイズの嵐状態です。そのような劣悪な環境においてはコンピューターも本来の性能どおりには制御できないことが多いです。そのノイズをアースをとることで逃がしてやり、本来の制御性能を取り戻すということです。ECU本体がボディにボルト止めされているような車種の場合は省略することもあります。

5: O2センサー
今から15年ほど前、マフラーアースというものが流行したことがありました。
マフラーからボディ床下にアースをひくというものです。奇想天外なwebページでは、そのことによって排気が渦を巻き排気効率が良くなる!なんて突拍子もないことが書かれていましたが。
実はこれは、O2センサーのアースのことなんです。その頃の車は排気管の床下あたりにO2センサーが付いていたため、誤った解釈が生まれたのでしょう。
O2センサーにアースをひく目的について説明しますと、
排気ガスというものは、実は細かい粒子ですよね?そして排気系(エキマニ・マフラーなど)は金属で出来ています。その為、排気ガスが通過する際に金属と擦れ合って静電気が発生します。この静電気がノイズとなってO2センサーの信号を正確ではないものにしてしまうのです。このノイズをアースしてやることによって逃がし、より正確なO2センサーの信号をECUへ送れるようにしてやることで、ECUの制御をより正確にしてやる。ということです。

・まとめ
この他にも車種によっては、ミッションケースなどへの増設もメニューに入れることもありますが、大まかにいえばここまで記述したポイント全てにアースをひくことで「開発品質」の「本来のノーマル」に戻すことが出来ます。
尚、全部のポイントに接続できなくても、体感があるケースが多いですね。

過去に「ワッキーアーシング」を体験した方のリピート率は、驚異的に高いです。
数台、施工させていただいた方の場合、「良くなる事」は十二分にご存知なので、納車して即(数十kmしか走っていない)、車両を持ち込まれる方も多いです。

その体感については、当「ワッキーの自動車実験教室」のブログやFacebookページに施工されたオーナー様のインプレが掲載されていますので是非ご覧になってください。

ネット検索の方法は簡単です!! 「ワッキーアーシング + あなたの愛車名」で検索してください。
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【車両の耐久性とアーシング】

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・アーシングとは?(2019.01.29更新)

皆さんお乗りの車の馬力とトルクは何馬力 何キロでしょうか?

カタログには、例えば200馬力20キロと書かれていたとしましょう。しかし、それは車両に積んでいない状態で測定されたもの。車両に積む際には、いろいろと省略されてしまいます。

その中でも、車両の性能に大きく影響を与えるのが、アースの省略です。

結果、シャシーダイナモで工場出荷状態の車両の馬力を測ると180馬力も出ていなかった、というような話はちょくちょく耳にします。

その省略されたことによってダウンしたエンジン性能や様々な電子機器の性能を、本来の性能に回復させてやるということが、アーシングの目的です。

一言で言えば、「開発品質」と「製造品質」の差をなくして、「本来のノーマル」に戻してやる。ということです。

・純正のアース環境
工場出荷状態の車両の純正のアースポイントは、大抵の場合
「ボディアースのみ(間接的にミッションケースなどにアースが接続されている)」
「ボディとミッションケースの2本」のことが多いです。

ですので、車両が必要としている部分には 間に様々な抵抗が生じていて、オルタネーターが最大発電の際に出力している14.4vからは、かなりドロップした電圧しかかかっていません。

14.4vでやっと正常に働くように作られている部品、例えば点火プラグも(点火コイルで増幅されていますが)想定された火花の強さに達しません。
(以前、知人が測定した際に13.5vしかなかったという例もあります。)

そのような弱い火花では開発品質の完全燃焼には程遠い燃焼状態ということになります。

現代の自動車はご存知のように、電気で動いている部品が山のようにあります。ですから、昔の自動車よりも、アース環境というものはより重要なファクターになっています。

・アースの増設を必要としている部品
ここまで記述してきたように、工場出荷状態の車両のアース環境は多かれ少なかれ「開発品質」からは悪くなっているわけです。が、だからと言ってやみくもにアース線を増設すれば解決する問題ではありません。接続しても無意味な所に増設されている車両をイベント会場などでよく見かけます。
それでは、どんな所にアースを増設すれば良いのかを解説していきます。

1:シリンダーヘッド
点火プラグの火花を正常に戻してやる為のポイントです。
点火プラグがねじ込まれているのは、エンジンのどの部分でしょう?
シリンダーヘッドカバーでもなく、シリンダーブロックでもなく、シリンダーヘッドです。
本当ならば、点火プラグのマイナス極に直接アースをひきたいところですが、それは現実的に無理なので、シリンダーヘッドに直接アースをひくことが重要です。

2:ボディアース
純正のボディアースは、塗装が乗ったままだったりキレイに下地処理されていない部分に取り付けられていることが多く。また接続ポイントの選択もイマイチ車両全体のアース環境を上げているとは言えない場合もあります。
一番良いのは、メインフレーム(サイドメンバー)に直接アースをひくことです。(エンジンルームのレイアウト上、不可能な車両も多いですが)
大方の電装品は、ボディアースでアースをとっています。それら全部の性能が元に戻ります。カーオーディオなどは良い例です。

3:電子制御スロットル
一昔前の車のスロットルはアクセルペダルとスロットルバタフライが、ワイヤーで直接繋がっていました。従ってペダルを踏んだら同時にバタフライが開き、ペダルを緩めたら閉じる。当たり前のことが現象として起きていました。
しかし、電子制御スロットルが一般的になっている現在では、ペダルを踏んでも一瞬遅れてバタフライが開き、ペダルを放しても一瞬遅れてバタフライが閉じるというタイムラグが生じているのです。
その現象を解消するのが電子制御スロットルへのアース追加です。

4: ECU(エンジンコントロールユニット)
コンピューターのことです。現代の車の場合、エンジンだけでなくATの制御も一つのコンピューターで行っている場合が多く、アースをとる重要性は高まっています。
ご存知の通り、エンジンルーム内はノイズの嵐状態です。そのような劣悪な環境においてはコンピューターも本来の性能どおりには制御できないことが多いです。そのノイズをアースをとることで逃がしてやり、本来の制御性能を取り戻すということです。ECU本体がボディにボルト止めされているような車種の場合は省略することもあります。

5: O2センサー
今から15年ほど前、マフラーアースというものが流行したことがありました。
マフラーからボディ床下にアースをひくというものです。奇想天外なwebページでは、そのことによって排気が渦を巻き排気効率が良くなる!なんて突拍子もないことが書かれていましたが。
実はこれは、O2センサーのアースのことなんです。その頃の車は排気管の床下あたりにO2センサーが付いていたため、誤った解釈が生まれたのでしょう。
O2センサーにアースをひく目的について説明しますと、
排気ガスというものは、実は細かい粒子ですよね?そして排気系(エキマニ・マフラーなど)は金属で出来ています。その為、排気ガスが通過する際に金属と擦れ合って静電気が発生します。この静電気がノイズとなってO2センサーの信号を正確ではないものにしてしまうのです。このノイズをアースしてやることによって逃がし、より正確なO2センサーの信号をECUへ送れるようにしてやることで、ECUの制御をより正確にしてやる。ということです。

・まとめ
この他にも車種によっては、ミッションケースなどへの増設もメニューに入れることもありますが、大まかにいえばここまで記述したポイント全てにアースをひくことで「開発品質」の「本来のノーマル」に戻すことが出来ます。
尚、全部のポイントに接続できなくても、体感があるケースが多いですね。

その体感については、当「ワッキーの自動車実験教室」のブログやFacebookページに施工されたオーナー様のインプレが掲載されていますので是非ご覧になってください。

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・アーシングとは?(2019.01.29更新)_f0032891_12030736.jpg


by wakky-yowdow | 2019-03-15 12:02 | ・アーシング | Trackback | Comments(0)