長い梅雨
以前の日記 でも書いておりましたが、やっとこさ気象庁からコメントが発表されましたね。
7月15日以降の云々、と書かれてるのが責任逃れに感じられてしまうのですが・・・。
これが今回発表された内容です。
このままの状態が続くとしたら、平年どおり偏西風が真西から東へ強く吹く秋まで、今の気候がつづくことになっちゃうわけですが。。
今年は太平洋高気圧は普段どおりがんばっておりました。
しかし、フィリピン沖の海温上昇により頻繁にあの辺りで台風(強力な低気圧)が発生、
上記の偏西風の影響もあって、中国南部・朝鮮半島・日本で大雨による災害が頻発しております。
それらの原因は、大元をたどれば北東アジアエリアに北西から強い風(湾曲した偏西風・上記リンク、6月の日記に記載されている気象庁のリンクを参照。)が吹いているため、太平洋高気圧の勢力を押し戻す状態がそこにあったということ。。。
すでに6月頃の時点でも(昨年の12月でも)予測されていた状況なのに。。。
どうしてもっと早く公開してくれないの~~。
そしたら、ちょっとでも人的被害を少なく出来たかもしれないのに。。。(悲
「偏西風の方向もこういう流れですので
こう言う事も起こる可能性がありますから皆さん十分に注意しましょうね」
とか言う長期予報を出して欲しいですね
天気予報士のお姉ちゃんでもいいからちょっと言ってほしいものです
それともBSとかで「マニアの方のための天気予報」とかできないかな(笑)
こんな時に「沖縄~東京」のレースやったらナビゲーター困るやろなぁ~
偏西風も黒潮も変な流れですし・・・・・・
納得できる説明付きの予測というのを期待しているのに、
最近のTVの天気予報って事後報告ばっかりなんだもんなぁ~
>「沖縄~東京」のレース・・・
今までと地球のご機嫌のパターンが崩れてるので怖いでしょうねえ。ブルブル
日本の近くにおいての話で説明させていただきますが。
雨を降らせるの原因は、温かい空気が上昇気流を発生させ、それが発達すると反時計回りに渦を巻いて低気圧になり、南海上の湿った空気を吸い寄せ雨雲が発生し、その雲の水蒸気が飽和状態になると雨となって降ってくるというメカニズムなんですよね。
前線というのがちょうど温かい空気と冷たい空気の接触するラインなんで
その辺りが一番雨が降りやすい(天気が変化しやすい)場所なんです。
この時期は、例年と比較して
偏西風が真東よりも南東に流れる方向が狂っていて
しかもその吹いている強さが弱かった。
従ってちょうど、低気圧が例年通りに進めない状態だったため
いつまでも雨雲が日本上空にとどまって、雨が降り続く。
そんな状況になっていたわけです。
わかったかしら。。