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天気の話が好きな方へ。

え~、どれくらい いらっしゃるものかわかりませぬが、
天気を毎日自分で予想している方 向けの話でございます~!
天気の話が好きな方へ。_f0032891_2142320.jpg
私は、その昔、船乗り(ヨットレーサー)でございましたので
勝つための手段として、レース期間中の天気の移り変わりはもちろんのこと
練習の時でも、自分やチームメイトの命を守るために
天気の予測に関してはとっても神経質な青春時代を送っておりました。



 
一度ついた習慣というのはなかなかぬけないもので
今でも自分の天気予報を一番信用しております。
ひとの情報をうのみにして、はずれたら、悔しいけど・・・、
自分の予測がはずれても「まぁ、しゃーないわ」で済みますので。(笑)

前置きはこれくらいにしておいてっと~。
今年って、天気のパターンが例年と違ってるんですがご存知でしょうか?
まあ、ここ数年はほんと異常気象が多いのですけれども、
もっと根本的に今年は、変わっています。
どういうことかというと、「偏西風の吹く方向がおかしい」と思うのです。

私はいつも、天気図を見て天気予測しております。
毎日見ていれば、翌日はどういう気圧配置になるかはだいたいわかるようになるもので
それプラス、地形などの影響でどのような天気が自分のいる地点に起きるのかを
予測しているわけです。

最近、どんどん、「天気図」を見せてくれないTVの天気予報が増えて困っております。
「雲の画像」とか「降雨量のグラフ」とか、派手なビジュアルで視聴率アップを狙ってるのかなんなのかわかりませんが、よけいわかりにくいっちゅーねん・・・。
気象予報士も毎日、くだらんダジャレを考えてくることにエネルギーを消耗している気配もあるし。w

しかも「気象予報士」という人がTVで「明日の天気は・・・」といったことをお話されておられますが、
彼らは気象庁発表以外のことまで勝手に独自で予報した内容を放送してはいけないようで、、。
どのチャンネルを見ても同じことばかり話している、「気象説明士」状態。

どうして、今年の天気のパターンが変なのか、一般市民にはそのシステムを絶対教えないように どこかでだれかが情報操作してるのかしら?なんて思ってしまいます。


今、梅雨の真っ最中ということになっておりますが、
今年は春雨前線が日本列島上空にまともに来なかったので、実は今が「春雨前線」。

しかしこのまま、普通に「梅雨明け」となるのだろうか?

普通東西に渡って停滞するはずの梅雨前線が、今年は7月に入ったら斜め45度に停滞してたりしたらどうしましょうか。。。などと奇想天外な推測までしてしまう始末。(笑)
(笑いで済めばいいが)


話は、随分前に戻りますが、とにかく、偏西風の吹いてくる方向がおかしいです。

ここ1・2ヶ月位は、かなり北から吹いてきてます。

だから、普通なら、低気圧とかって南西から北東に向かって移動するのに
昨日今日の低気圧も南東へ向かって移動しています。

・・・今年に入ってからパターンはいろいろあるけれど、な~んか変。。。

偏西風というものは、ずっと一直線に西から東へ吹いているわけではなく
また、吹く強さも一定ではないのですが
今まで、20年以上も天気のことを毎日考えてきた私の記憶の中では
今の時期、日本上空で、かなり北よりから南へ向かって偏西風が蛇行しているのは初めてです。
しかもけっこう長期間。

偏西風の異常。
「あれ?もしかして??」って思ったのは昨年の12月から今年の1月。
日本海上空を低気圧がどんどん発達しながら北東方向へ進み北海道に上陸。
「台風」と分類されるカテゴリーにわけることができなかったので
「強い低気圧」と、呼ばれていましたが、あれは完全に台風と同じでした。

日本海の水温と、上空の寒気団(確かマイナス43℃だったと思う)の気温差で
上昇気流がジャンジャカ発生し、低気圧が活発化した結果が
北海道に冬の大嵐を巻き起こしたのでありました。

普段なら、偏西風はもっと西の中国大陸の辺りを北東気味に吹いてるので
日本海で発達するということはないはずなのに。。。

どうして、気象庁は毎日の天気予報でこういう大事なことを言わないのだろう?
「ここんとこ、フィリピン沖の水温が高いから云々」という解説をテレビでした
気象予報士さんが1人おられましたが、
「じゃあ、どうして、低気圧が南下してくるんだ?」ってツッコミいれそうになりました。
というか、テレビにむかってつっこんでました。(笑) ナンデヤネン!って。


追記。
ちょいとググってみたら、気象庁発表の資料(昨年12月の件)発見。

んで、気象庁のトップページへ行ってみたが。。。
どこに欲しい情報が載ってるのか よーわからん!!

どなたか、こういう、中途半端に詳しい私が毎日疑問に思ってることをスカッと爽やかに
回答してくれるところをご存知ありませんかねぇ。

ねぇ。


ねぇ。



ねぇ。
 
by wakky-yowdow | 2006-06-22 21:42 | ・お天気 | Trackback(1) | Comments(8)
Tracked from 晴れるや at 2006-08-08 08:10
タイトル : 気団
気団気団(きだん、air mass)とは、停滞性の高気圧により、気温や湿度などの性質が水平方向に広い範囲にわたって一定になり、一つの塊と見なせるようになった状態をいう。停滞性高気圧は、低緯度と高緯度の地域で発生するが、中緯度地域では大気擾乱のため、高気圧が移動性となるため気団は存在しない。複数の気団...... more
Commented at 2006-06-25 00:57 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by くりおやじ at 2006-06-25 01:02 x
ほ~、そんな事が起きてるとは...全く何もしらなんだ(^^;
素人である事っていいんだか悪いんだか(笑)

で、師匠は良純より正確?(爆)
Commented by wakky-yowdow at 2006-06-25 01:08
>シートレール 
5ドアも3ドアも共用でOKっす。
ただ、ものによっていろいろ不具合もあるようで。
取り付け実績のあるモノを買うのが良いそうですワ。

>良純 
関西ではやってません~~。^^;
全国的に気象予報士さんは同じことしか言っちゃダメだから・・・(ry 
Commented by chiipapa at 2006-06-26 10:57 x
元○体出場選手ほどではありませんが!(^^)!
やっぱり気になりますねえ・・最近のお天気
気象予報士さんの話しははあまり聞いていません(爆)

昔は簡単な高層天気図の解説も番組中にしていて
しろ~とにも理解できる範囲で話してくれてましたよね
結構数日後の予報の参考になっていたんですけど

私の友人の船には気象FAXが受信できるようになっています
キャビンでNHK聞きながら天気図書いていた時代とは違いますね
Commented by chiipapa at 2006-06-26 17:10 x
気象FAXといえば・・・・
ヨット現役当時、電話ファックスを改造して気象ファックス受信してました
確かパナファックス4500というドラムがくるくる回る機種で
A4一枚になが~い時間かけて出てきました
当時、インターネットの無い時代ですから
高層天気図やひまわり画像を入手する方法が他に無かったですね
Commented by wakky-yowdow at 2006-06-26 21:52
>chiipapaさん 
お~。やはりこの手の話となると、chiipapaさんかことらさんくらいしか
反応はないだろうとは思っておりましたが。^^;

気象FAXというものがあったのですね。初めて知りました。^^;
外洋を走られていたchiipapaさんたちだとそういうリアルタイムで気象情報が得られるツールは必須装備ですよね。フムフム

今ならインターネットやGPSなどを利用したいろいろ便利な装備も搭載されているんでしょうね。
ディンギーでも、マリンショップの広告とか見ると、全然使い方のわからない新しい装備品が載っていたりして時代の流れを感じます。^^;

ディンギー乗りの私たちの当時は、もっと原始的で(笑)
毎朝、新聞の天気図を見て、朝のNHKの天気予報を見て、それで一日分の概況を自分で考えておいてから宿舎を出発。
ハーバー到着から出艇、レース海面までの間に景色や上空の雲の流れ、etc… を見て、朝の天気情報と合算してレース戦略を考えるって段取りでしたね。
でもでも情報よりも野生の勘の方が活躍することもけっこう多かったり。w

懐かしいのう~。^^;
 
Commented by chiipapa at 2006-06-27 11:50 x
当時でもメーカー製の気象ファックスは恐ろしく高価で(漁船用とか)
改造して使っていたんですが、DC12V対応が1機種しかなくて(廃盤物)
ジャンク探してもついに出会いませんでした
仕方なくAC100Vで自宅で受信したのを持っていきました
昔のハム仲間でひまわりを直接受信している兵もいましたっけ!
Commented by wakky-yowdow at 2006-06-27 21:28
そうなんですかぁ~。最先端技術って最初は高価ですもんねぇ。。
ひまわりを直接受信。って想像もつきません。^^;

あ、突然、NTTのキャプテンシステムを思い出した。w

これまた懐かしい~。(笑)