ワッキー@白血病でござる。 その84 厳密すぎる完治の定義
ドクターは、リスク回避のために「完治」とは、はっきり言ってくれないというケースを
イメージトレーニングのシミュレーションのバージョンの中に入れてなかった私は
ちょっと不完全燃焼。
どういうことかというと
私のかかった急性骨髄性白血病は、染色体の異常をともなうモノだったので
先日採取した骨髄を顕微鏡でいくら観察しても癌細胞の「がの字」も見当たらないのだが
非常に高度な検査方法(PCR法) で調べると
厳密には癌細胞が微量存在するそうです。
「ガーーーン」(治ってなかったのか・・・)
と思ったら、「でもね、その残ってる数値が。数字で表せられないぐらい少ないんですよ」と
ドクターが検査結果の票を見せて説明してくださいました。
「よーわからんから、「完治」なのか違うのか言ってくれ」と思いつつ
想像では、
ドクター:「完治です」
私:「ほ、本当ですか?! やったーうれしい!!」
看護婦さん:「よかったですね。おめでとうございます!」
皆:「やんや、やんや。わーーー☆」
だったのですが、回りくどい医療技術の進歩のおかげ?で、
感動的なシーンはなかったため、妙~~~、な気分で帰ってきましたが
純金でも表示としては「99.99%」で、どこまでいっても「100%」がないのと同じで
私の結果も「完治」と考えてもいいようで
ドクターは、「これで、治療終了」という表現をされました。
よーするに、一般的な社会の基準で考えると「完治」みたいです。^^
ただ、医療の世界に100%大丈夫というものはない。ということでああいう表現しか
できないみたいですね。^^;
よかった~~。という実感はまだ湧いてきてませんが、
だんだん日常生活の中で、実感を噛み締めて喜びも湧いてくるのでしょう。
(なんせ、鬱症状が、ちょっと普段よりは強い目に出てたここ2~3日だったので
喜び方がわからないのであります。)
んで、結局、ドクターの説明はこれから先のことに移り、
4週に一回の血液検査。
半年に一度程度の骨髄穿刺(マルク)。
このパターンで様子を見ていくとのこと。
そうだ、このマルクをまたやらなきゃならない。と聞いて
落ち込んだんだ・・・、私。
でもまあ、半年先の話だから、今年中はないし。
日常生活に関しては、何も注意点もなく、薬も一切飲む必要もなく、
白血病にかかったより前の生活に戻ってOK!
と、ドクターに言われたので、やっぱり喜んで良い結果のようであります。
ご心配をおかけした皆さん・応援してくださった皆さん、ほんとにありがとうございました。
おかげさまで、無事「完治みたいなものw」しました!
今後ともよろしくお願いいたします。^^/
心からお喜び申し上げます。
一気にトップスピードにもっていかれずに、ボチボチでお願いいたします。
バンザーイ!バンザーイ!バンザーイ!
完全完治と言っても不思議じゃないぐらいなんですね。
検査を暫くしないといけないのは、十二指腸潰瘍でも同じなんで、気にしなくても良いと思います。
まずは、良かった、良かった。\(^o^)/