ワッキー@白血病でござる。 その31 ロシアの女スパイ
今は白血球が一番少なくなってる時期なので、ほんのちょっとした菌などにも感染し、
もし、感染したら、抵抗力もないから、命に関わることになるので
無菌室に入ってるわけなんですが。
ベッドで横になってると、表が何やら騒がしい。
突然ドアが開き、そこには、スタイル抜群の絶世の美女@ロシア人。
「む?この顔には見覚えが・・・」
サンパウロで一度だけ顔を見たことがある、KGBの女スパイ!
彼女の動きは、急にゆっくりになり、私に近づいてくる。
ああ、なんて艶っぽいんだ。
彼女の顔が、近づいてくる。
そして、ディープキス。
甘い香りだ。
彼女が言った。「わたし、インフルエンザにかかってるの。」
私は、インフルエンザ・肺炎などの合併症により、2日後、死んだ。
と、こんな、妄想ドラマが思い浮かぶんだよと、今日の担当の看護婦さんに話したら
かわいそうな人を見るような目で
「したら(キスを)あかんでぇ。」と言って部屋を出て行った。
思わず、笑っちゃいましたけど、そういう話が看護婦さんと
できるのは、いいなぁと思います。
でも、あまりやりすぎると看護婦さんの対応が変わって
きますので、気を付けてくださいね。
では、引き続き治療頑張ってください!
応援しております。
はーい、気をつけます。w
昔々学生の頃に、誤って左手親指の先端を切り落として入院していた町の病院に、今で言うと吹石一恵似の見習い看護師がいて皆の人気者でした。無事に退院したある日、町でツッパリねえちゃんにジロっと見られ、ニコっと笑顔を向けられた時初めて気付きました、あの看護婦の娘だと(汗)。
いっときの看護婦さんってヤンキーっぽい子が多かったですね。(笑