低級音・低級振動とおさらば
変なことになっちゃってました、私の金色号。
とにかく、走行中に低級音がフロント下回りから出たり
ボディの剛性感が妙に落ちてるように感じたり。
1年寝たきりだったので、いきなり全力で車の整備もできませんので
ちょびちょびちょびちょび小分けでやってきて
1ヶ月ほどかかってやっとこ納得いくところまで仕上げられました。
「やったことリスト」
・サブフレームの4本の巨大ボルトを一旦緩めて締めなおし。(液カラ施工込み)
・サブフレームとボディを接続している各ボルトも締めなおし。(液カラなし)
・バッテリー下エンジンマウント交換
(右前とミッショントルクロッドはまだ交換してそんなに経ってなかったのでそのまま)
・フロントストラット頭頂部のカラーを押さえている17mmレンチ使用のナットが緩んでいたので
増し締め&ネジロック剤塗布
と、ここまでやったのですが、尚、納得出来るところまで戻りません。
で、あと考えられることはミッショントルクロッドのミッションケース側のブラケットの取り付け状況。
下からちょいとレンチをかけてみたのですが、緩んでるというほど緩んでません。
なので、いっぺん根性決めて取り外してみることにしました。
その部品は↓↓の図参照。(水色の円で囲まれてる部品です。)
ph2になると、仕様変更されています。(赤い円で囲まれてる部分)
仕様変更されているという事実からも、ph1のこのブラケットが緩みやすい構造だということをルノー自身が知っていたと確信を持って推測できるわけですが。
外してみました。
ミッションケースと触れている部分に注目してみました。
わかりますかな?
ボルトは締まっていても、微妙に擦れてるわけですな。
そりゃそうですわ。ボルトは10mmですが、ミッションケースやブラケットの穴はけっこう大きくてガタがありますゆえ、加速減速の際にこの部分に相当な力がかかると微妙にずれて戻りズレては戻りしてるわけです。
(特にサーキット走行でのハードブレーキング時には相当・・・)
(最近流行りの「リジカラ」の製品説明を読んだら意味がわかりやすいかもしれませんね。)
それが証拠に、トルクロッドと触れる部分は、ボルト穴のホンの周りだけにしか塗装ハゲがないです。
で、どうやってこれを解決するか? 完璧を目指すならph2用の部品に交換してしまう方法がありますが、さすがに11年以上乗ってる車にそこまでするのは贅沢すぎます。
それに、このブラケットを脱着する可能性がどれぐらいあるかと考えると・・・
今までの11年間で一度もありませんでした。
なので、外れなくしちゃってもいいだろう。という結論に達しました。
もし外さなきゃならなくなったら・・・。その時はその時ですわ。w
そろそろ、種明かししますが、一体何をどうやったのかと言いますと。
このミッションケースと触れている(擦れ跡のある)部分にエポキシ接着剤を塗布して再組み付けし
「接着」しちまいましたぜ。(笑)
こういう方法を公開すると、ディーラーやショップの整備士さんからクレームが来そうですので
今回のこの方法は、絶対に参考にしないでください。
当方は、トラブルなどが発生しても一切関知いたしません。
っちゅーことで、さすがに新車とまではいきませんが、走行3万キロの頃の感覚を手に入れることができて
感激感激のワッキーでした。(^^)