クラッチワイヤー調整 ルーテシア2/16v
ここんとこ、だんだんとクラッチが切れにくくなってきておりました。
床までズコーンと踏み抜いてやっとこ完全に切れる状態。
自動調整機能がついてるはずなので、デーラーで質問してみたのですが、
あまりあてにならない機能だそうで。。。
で! 以前、今回の私の目的とは逆ですが、
新顔カングー1.6L/MT(右ハンドル)で、クラッチワイヤー長の調整にチャレンジされた
「low-トミー」さんのブログ<カングーとQ輪な生活>の
記事をさかのぼって・・・
見つけました! このページです。
このページの中にある写真に、扇形の部品が写っていますよね。
それに付随する、ワンウェイのギアと、ストッパーも。
本来なら自動調整なので、このギアとストッパーが「カチッ」っと1段ずつずれて
いつも同じ踏み代を確保してくれるずなのですが、
どうもそういう想定どおりには機能してくれないみたいでございます。
なんども、このページを読み返して機構を理解。 ドたま(頭の意)に叩き込みます。
自分の16vのクラッチペダルの上の方を見上げてみると
扇形の樹脂パーツの色は違いますが、(私のは白いナイロン製でした。弱そう。)
この部品が見えます。(この写真とは裏表逆に付いてます。)
トミーさん、画像無断使用ゴメンナサイねぇ~~~。m(_ _)m

この見えない部分に、ワンウェイギアが付いているのでございますが、
そいつは、こんな感じです。(透視図風)

で、クラッチを早く切れるようにするには、どうするのかと言いますと。。
ペダル類は、分解せずに・・・
●クラッチペダルを手で少し押し込む。
●ストロークした扇形ギアのワイヤー端の固定部分を指でしっかりとつかむ。
●その位置で扇形ギアが動かないように保持したまま、クラッチヘダルを戻していく。
すると、ストッパーが「カチッ」っとワンウェイギアのクリックを乗り越えて、
ワイヤー長さが1コマ分 短くなります。
(クラッチペダルの位置も1コマ分手前に上がります。)
今回は余裕を持って、2コマ短くしてみました。
(注意、このワンウェイギアの部分では、1mmに満たないくらいの調整でも
ペダル面の移動は、レバー比の関係で何倍も大きくなります。)
さて、試運転。
今まで「親の仇」のごとく、底までクラッチペダルを踏み込んでいましたが、
普通に踏み切るだけで、確実にクラッチが切れているのが左足の裏からも
シフトレバーを操作する左手からも伝わってきます。
ただしペダルの高さが5mm弱ぐらいかなぁ? 手前に上がったので
フットレストからクラッチペダルへ左足を乗せ換えるのに、
最初のうちは靴底が引っかかったりしちゃいましたが、ものの5分で慣れました。^^
文章にすると、わかりにくいですが、ペダルのところへ顔を突っ込んで
自分の目で見てみると、その機構は、案外わかりやすいものでございましたでござる。ホッ。
完全にクラッチが切れてない状態で、シフトチェンジを繰り返していると
以前のようにクラッチの寿命が短くなってしまう可能性もありますので
大事になる前に対処できてよかったです。
これで、安心。^^
<注意>
このページを参考に作業される場合は100%ご自身の責任のもと行ってください。
当方はトラブル・事故などが発生しても一切関知いたしません。
文章に書くと、カンタンそうですが実際にやってみると
大変だったでしょー。
私は最初、クラッチケーブルの引きまわしが解りづらかったので
分解しましたが大変な目にあいました (笑)
大変だろうなぁ、って思ってましたが、トミーさんのブログ記事のおかげで
案外簡単でした。感謝感謝
だいたい15分くらいで調整完了しましたよ。^^
クラッチケーブルを90度方向変換してるのは、前から知ってたのでビビって今まで手をつけてなかったんですよ。^^;
トミーさんってチャレンジャーだわぁ~~♪
そうなんですよ。クラッチワイヤーが長年の使用で伸びちゃってまして。
まだまだ調整代は残ってましたので
交換はもうちょっと先でも大丈夫みたいです。<切れるまで?ww
あまりに簡単にできたので、これが本来の調整方法?と感じたんですが
S.B.Tさんルノー本国に問い合わせてみてくださいヨ。^^;

