ルノー KOLEOS・コレオス 試乗してきました。
(野暮用ってなんやねん?ってのはまた機会があればw)
メカニズムについては、以前 このブログにアップした記事 を参考にしていただくと言うことで早速、試乗したインプレを。
さて、試乗したグレードは、一番売れ筋になるであろう「プレミアム」。
ベージュの革内装が、おっしゃれ~ な、アレです。
営業さんからインストルメントパネルのスウィッチのレクチャーを受けてっと。
さて、それでは走ってみましょう。
お~!スムーズ。
CVT。いい感じです。
脚も17インチのでかいタイヤホイールを履いているのに
なかなか上手な脚さばきですね。
と、ここで頭痛がしてきました。
新車の革のにおいがキツイ~。
エアコンが内規循環になってた!!
外気導入にして窓を開けて空気入れ替え。 やっと、生き返りました。^^;
で、広い道に出たので少しスロットルを深く踏み込んでみました。
4000回転くらいから、懐かしい気分になりました。
SR20の血脈を引き継ぐ、QR25(2500cc)エンジンが搭載されているこの車。
昔、我が家の親父号は、初代プリメーラだったのですが。
あの「仕事してるぞ!」と主張するかのようなエンジンノイズが聞こえてきます。ww
この辺りのフィーリングは、以前試乗したことがある日産デュアリスに搭載されていた
ルノーとの共同開発と言われているMR20型エンジンの方がルノーっぽいですね。^^;
(トルク感が)
デュアリスは、履いてるタイヤも16インチだったので、しなやかな感じがルノーっぽかったです。
続いて、ブレーキに注目してみましょう。
このコレオス。プラットフォームは、メガーヌ2と基本的に同じですが
うれしいことに、ブレーキのマスターシリンダーは右ハンドルだと右についています。
おかげで、ペダルフィーリングは非常に自然で、カックンブレーキ傾向は見受けられません。
リニアな制動力の立ち上がりで、気楽に運転できます。
CVTのマニュアルモードも試してみましたが、動作に安心感があって
上手に扱わないとなんだか壊れそうな危うさを伴った
あのルノーのオートマチック(ロボットシフト含む)のイメージは全くなし!
ほんと安心して乗れますね。
あと、リアシートの作りはかなり良い。
同じプラットフォームの日産デュアリスやエクストレイルみたいな
平板なものとは一線を画しています。
これなら、4人乗車でも、後席から不満が出ることもないでしょう。
でも、運転席の座面傾斜角度、もうちょっと前上がりだと
モモ裏の支えがしっかりしてうれしいんだけどなぁ。
本革シートの質感は良く、パンパンに張ってたりもしなくてしなやか~♪
なので、座った感触は、とても良かったのですが。
ルノーの車って基本的にけっこうアップライトな姿勢で運転したくなると思うんですが
(多少ペダルを踏み降ろすくらいの感じ。)
そういう姿勢だと、モモ裏の支えがなく、脚が疲れちゃいます。
最初一番低くしていたシートリフター(電動パワーシート)を上に上げていってもそれは同じでした。
私が身長180もあるのが悪いのか?^^;;
で、しょうがないので、シートの前後スライド(こちらも電動)を後へ下げていって
ちょうどいい場所を確保したところ。。。
なんか、国産車のヤンキー乗りみたいな姿勢になっちゃいました。^^;
これでは、とっさの時にブレーキをABS効かせられるところまで強く深く踏み込めません。
(パニックブレーキできない~)
ということで、元のポジションとの中間ぐらいで手を打って運転続行。
ちょっと道幅の狭いところでも、車両感覚はつかみやすくていいですねぇ。
リアフェンダーがモッコリしてるので、バックミラー(サイドミラー)だけだと
どれくらいのラインをタイヤがトレースしているのかわかりにくいですが
左サイドミラー下に「便利ミラー」が付いているので、タイヤの通る経路も確認できました。
前側も後ろ側も見えます。
そうこうしながら、この車を買う客層のイメージを広げながら走っていると
4人乗車で、ロングドライブしたりするのにすごくステキ♪
でも、以前あった似たようなモデル
「セニックRX4」と比べるとファントゥードライブな面の味は薄い気がしました。
(RX4はマニュアルトランスミッションのみだったこともあるかな?)
試乗を終えて、感じたこと。
あくまでも 操縦者の立場だけの偏った感想ですが、
ルノー初の白物家電的な車だなぁ。と。
いつも家族一緒にドライブしたり買い物いったりするのには
危うさと言うかなんと言うか、そういう不安系な感覚とはおさらばできましたが
運転が楽しいよ~。どこまでも走りたいなぁ~。
という感じは薄れたというかなんというか。(変な韻を含んでますw)
ですが、この車種の性格上、運転手1人の意見よりも
残りの乗せてもらう人の意見も尊重しなきゃいけませんから
トータルで見ると、「ちょうど良い」のでしょう。^^
グローバル化の波は、ルノー車にもやってきましたね。^^;