ワッキー@白血病でござる。 その37 外出
私は、祖母の亡骸に手を合わせたかった。
しかし、私は入院中。
しかも、抗がん剤治療の第3クールの途中。
しかし、しかし、抗がん剤の投与は今日の未明(昨日の夜中?)に終わったばかり
まだ、白血球は下がっていない。
ドクターに相談した。
即、「行ってらっしゃい」と行ってくれた。
体にCVカテーテル入れたまま行くのね。時間がないのでホッとした。
親戚に回り道をしてもらって車に乗せていってもらった。ありがとう。
そして、納棺だけを見て、私は、病院にとんぼ返りしたのだが。
納棺の時、親戚一同と葬儀屋さんとの会話の中で、
叔父が「90歳まで阿弥陀経を本も見ずに唱えられるぐらい頭も元気だったんですよ。」と言った。
葬儀屋さんは、「それはそれは、私など、この仕事をしていても全然覚えられません。」と
場の空気を和ませようと発言。
私はつい「そんな。 こんなとこでネタ披露せんでも・・・。w」と こちらが披露してしまった。
その場にいた親戚たちの空気は真っ二つ。
私の発言に笑いをこらえる人と、さっさと次の会話へ行く人。
その中間で、固まった葬儀屋さん。
と、ふざけた話ばかりしてるけど、ほんとは悲しいんだから。
だって、一日早かっただけでも外出は無理だったし、三・四日遅くても無理だったし。
(抗がん剤投与の日程の関係)
そんなの偶然だって言うだろうけど、きっとおばあちゃんが「おいで」って呼んでくれたんだワ。
子供のころ、おばあちゃん家に行くの楽しみだったなあ。(懐
きっと お祖母さんが タイミングを合わせてくれたと思いますよ
ワッキーさんの心の中には お祖母さんとの素敵な思い出がいっぱい詰まっているのでしょね
ご冥福をお祈りいたします
ありがとうございます。^^
私の中では、祖母は地球上のどんなものよりも「無敵」な存在でしたので
何でもできて当たり前。としてあるのでありますゆえ。
(他にもいろいろ)
でも、ほんと楽しい場所でした、子供の頃の私にとって。